初めて猫を飼うとなると心配事が多いですよね。
心配している分、あなたはとても優しい方だと思います。
そんな方に向けて必要なものや猫にとっての適性温度、慣れるまでの期間をご紹介します。
仔猫と成猫によって多少の違いがあるので違いも併せてご紹介いたします。
必要なもの
何が何でも必要というものが存在します。
こちらでもご紹介したものではありますが、改めてご紹介させていただきます。
以上のものが必須となります。
フード選び
猫ちゃんにあったフードとは最近ではアレルギーのある子が増えているのでグレインフリーのものを用意する必要があったり、いわゆる猫缶を用意したしと猫のフードも様々です。
一概にカリカリがいいやウェットがいいというわけではなく併用してあげることがいいと実体験で思っているところです。
ただし種類があり、「一般食」と「総合栄養食」との2種類があります。
例えばカリカリは「総合栄養食」をあげ、ウェットは「一般食」でも構いません。
絶対にしてはいけないのはどちらも一般食を与えることです。
なぜなら栄養のバランスが悪くなってしまうからです。
必ず「総合栄養食」を選ぶようにしましょう。
おやつやトッピング用であれば「一般食」を選んでも構いませんが、通常あげるものは「総合栄養食」にすることが大切です。
猫は肉食なのでできれば内容物の欄の始めの方に「肉類」がきている物を選んであげるのがいいと思います。
我が家はグレインフリーをあげています。(アレルギーくんがいるため)
色々試した結果、ニュートロに落ち着きましたが、たまに別の物もあげてます。
トイレとトイレ砂選び
お次はトイレについてです。
トイレには大まかに2種類あります。
このような桶のようなものや
システムトイレと言われる1ヵ月、砂の取り換え不要(下のシートは都度取り換え必要)の2種類があります。
我が家はどちらも置いています。
4匹いるので好みや汚れ具合によって使い分けているようです。
どちらにもメリット・デメリットがあります。
桶型のメリットとデメリットは実感としてこのような感想です。
次にシステムトイレのメリットとデメリット
システムトイレも実感として思うメリットとデメリットです。
個人的には仔猫であればシステムトイレでもいいと思いますが、成猫でかつ野良が長く保護をした場合は桶型がいいのではないと思います。
その理由は「砂場で排泄する癖がついている可能性があるから」です。
猫は排泄物を隠すという習性があります。
そのため野良が長い子だと土や砂地で排泄していた可能性が高いのでシステムトイレは自分の臭いが付くのに時間がかかり、粗相してしまう可能性があるためです。
ただ猫を飼う上で猫の頭数+1個というのが一般的に言われているトイレの数なのでどちらも用意するのがいいかもしれません。
我が家も前述で書きましたが、システムも桶もどちらもあります。
4匹なので5個置いています。
全てのトイレでしているかと言われたらしている時もあるし、してない時もある。
でも長時間の外出の際はもちろん家に不在なわけですから片付けることができません。
その時ように複数個置いています。
続いてトイレ砂についてですが、こちらは相当種類があるので桶型は3種類、システムは1種類ご紹介します。
初心者さんには呪文ですよね。
我が家で使っている商品の紹介もします。
紙砂
鉱物系
植物系
この3種類を我が家では使用しています。
もっと安いものや猫ちゃんの好みもあると思いますが、我が家の人気は鉱物系です。
ライオンの物が一番塊が良く、取りやすいので常備しています。
コスパも紙や植物よりもいいです。
お次はシステムトイレで使用している物をご紹介
シート
この2種類ですが、シートに関しては普通のペットシートでもサイズさえあえば構いません。
我が家も長時間の留守以外はペットシートを使っています。
理由は安いから。単純です。
こういったトイレや砂は必須になってきますので保護や猫を飼う予定の方は必ず用意してください。
ゲージについて
ゲージは我が家にはもうありませんが、始めの頃はあった方がいいと思います。
完全自宅飼いでもあるに越したことはありません。
安く手に入れるならメルカリなどのフリマサイトまたはジモティーなどを活用するといいと思います。
なぜ必要かというとお留守番の時に入っててもらうためや自宅に慣れるまでの避難所として猫さんが使うからです。
慣れてしまえば入る回数が減り、正直不要になることもありますが、ないよりもあった方が断然いいです。
ただし、1段の物ではなく2段以上できれば3段の物を用意してあげると居心地がいいと思います。
一例としてオススメを載せておきます。
実際に希ちゃんの時に使っていました。
3段を勧める理由は猫は神経質な動物なのでとトイレとご飯、寝床を分けて使用することが多いからです。
実際にうちの子も分けてました。
なので猫ちゃんが心地いい環境作りのためにも3段がオススメです。
猫用キャリー
これも必須です。
病院に行く際に必ず使います。
今はいろいろな種類があり、我が家ではリュック型を選びました。
理由は単純に猫が重いからです。
虎介が6㎏弱あるので肩掛けキャリーだと重すぎて肩が耐えきれなかったためです。
キャリーにはいろいろと種類があるのでどのタイプを使うかは自由ですが、
よくSNSに載っている「宇宙船」というものは猫さんが不安になることが多いそうなので避けてあげてください。
できるだけ下界の風景などが入りにくいものを選ぶと安心してくれます。
お外好きな猫さんでも病院を覚えてしまうとキャリーに入ってくれなくなるので覚えさせないというのも手だと思います。
ただキャリーに入るということは覚えさせる必要があります。
病院に連れていく際に飼い主さんが苦労するのでキャリーというものには慣れさせておくことをお勧めします。
我が家で使っているキャリーもご紹介しておきます。
適正温度について
猫には適性温度というものが存在します。
一般的に成猫であれば21~28度、仔猫は30度が目安です。
仔猫はなぜ成猫よりも高い温度かというと通常、母猫と共にいるので常に暖かいのです。
なので仔猫を拾った場合はペットボトルにお湯を入れてタオルで巻き身体の近くに置いてあげるといいです。
成猫であれば常温と言われる気温で問題ありません。
が、21度を下回る、28度を超える場合は暖房や冷房をうまく活用してください。
夏は特に発汗する場所が人間とは異なり、肉球からのみ発汗するそうなので適正温度を保つことが重要です。
猫を含め動物も熱中症になるので対策が必要です。
我が家は夏場は常に28度をキープするためにエアコンをフル稼働させています。
冬はこたつに入ったり、布団に入ったりと自分の適正温度の場所を探して寝るのであまり冬は気にしていませんが、21度よりかは暖かいと思います。
余談ですが、猫がこたつに入っていると電源を入れなくても程よく暖かいので節電になります(笑)
ただ寝相によっては足を入れるスペースがないのが玉に瑕です。
慣れるまでの期間
慣れるには個体ごとに違いがあるので一概にはこれくらいで慣れるとは言い切れませんが、
我が家は平均2週間~1ヵ月ほどで慣れてくれました。
早いとよく言われます。
理由はいくつかあると思うので我が家で実践していることをご紹介します。
このようなことをして2週間~1ヵ月で慣らしていきました。
人間怖くないよと覚えさせるのがポイントです。
野良猫歴が長いと人間への警戒心が半端ないのでもっと時間がかかると思いますし、
こちらでも紹介しましたが、猫は毛色によってかなり性格が違います。
特にサビ猫は警戒心強めなので相当時間がかかる・根気が必要と思っていてください。
サビ猫とは我が家の希ちゃんのような毛色の子です。
相当根気が必要ですが、慣れると相当な甘えん坊さんで愛情深い子なので愛してあげてください。
どの猫さんも愛情をもって接すれば慣れてくれますし、愛を返してくれます。
なので最期まで愛してあげてくださいね。
キャットタワーは必要?
私もキャットタワーについては相当悩みました。
が、我が家にはありません。
大腿骨を骨折させられて捨てられていた虎介がいるためです。
獣医さんから「膝があまり丈夫ではない」と言われたため準備していませんが、
置き場に困らないのであればあってもいいと思います。
ただし、よく飛び降りに失敗して怪我をするという話も聞くのでそこは飼い主さんの考え方次第だと思います。
私は痛い思いをさせたくないので今のところ考えていません。
100均グッズでハンモックは作りましたが、結局使ってくれなかったのでそれも撤去しました。
猫さんの性格にもよるので始めから用意する必要はないのではないかと私は思います。
まとめ
長くなってしまったので簡潔にまとめます。
・早急に必須なものはフードとトイレ
・次に必要なのはゲージとキャリー
・適正温度は21~28度、仔猫は30度
・キャットタワーはお迎えしてから決めてもいい
これでお迎えする準備の参考になれば幸いです。
コメント